茨木県結城市を中心に生産される大島紬とならぶ現代の紬の二大ブランド。結城がもともと好まれた理由は、絹でありながら絹のように見えないところを、堅実な商家のおかみさんが、つるつるしたものを着るわけにもいかず、紬が適していた点と、非常に丈夫で洗い張りをして仕立直すたびに軽く着やすくなり、親子二代三代にわたり着られるという経済性から。着ていくきまりごとは大島と同じ。どんなに高価であっても昼のもの、夜の会食などには、ポリエステルであっても柔らかものの素材が適しています。
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