江戸小紋の技に感服眼福
2011-11-24 17:59:07
カテゴリー kimono
10月から開催中の江戸小紋の人間国宝小宮家の展覧会が12/4までと
気づき急ぎ訪問。きょうは花織紡文様の小紋に、朱オレンジの塩瀬の帯。
道行きは母のろうけつ染めの品を仕立て直したものです。
葛飾区郷土と天文の博物館のエントランスをはいると数メートルはありそうな
福福しい顔に出迎えられ、びっくり。
「小宮家四代にわたる誉れの歴史」と唱うだけあり小宮康助翁から始まる
その精緻な作業とあくなき技術の探究心には凄みすら感じます。
奢侈禁止令がでていた江戸時代、裃に使われて文様。
遠目には無地にみえても近づくと神業ともいえるほどの細かい染めの柄がうきあがる。その向こうには職人さんたちの誇りまでも透けてみえるようです。
それにしても、絹糸、型紙をつくる和紙のもとになる木、光、場所、道具類などすべてに小宮家のこだわりと美意識の高さがうかがえ、何度見てまわっても飽きません。
特に、淡い紫の地に染めた江戸小紋柄が奥行きの深さを感じさせ
「纏ってみたい、欲しい!」のひとこと。
孫の祝着に染めた青海波柄のみどりの何とも清々しいこと、必見。
ミクロの世界に挑んでいる型紙彫刻師、その中でも名人中の名人といわれる喜田寅蔵氏(1894年生)の型紙は他(の方々のも素晴らしい)に比して、その迫力と存在感に鳥肌がたつほどです。
一度、ぜひ足を運んでみてください
そうそう、カタログが400円というのも葛飾区にお礼♩
