名家の逸品にて
2012-02-24 18:01:21
カテゴリー ソリテュード(積極的孤独)
雨後の暖かい気温に木々の枝は一気にふくらみを増したように感じます。
そんな陽気に誘われてホテルオークラにて2/26日まで開催中の「名家の逸品〜真朱(まそほ)の夜明け」展にいってきました。
別館ロビーには豪華なひな壇飾りが桃の花と共に優しげに飾られ、思わず一枚。
私の生まれ年に買ってもらった我が家のおひな様は、丸顔です。
徳川家、蜂谷家、伊達家をはじめ八家の逸品は陣羽織、きもの、能衣装、香道具など保存状態のよい品々で和紙でしつらえられた空間にしっくりと収まっています。
その中でも、目に飛び込んできたのは伊達正宗の陣羽織。
黒に三角形の深紅のすそ模様。裏にも同じ色柄が配され馬上で風にすそが翻った姿まで彷彿とさせる
迫力。脇差しは漆黒の漆に金。刃にも刀をもった人物像が彫られている逸品。
江戸時代には文化が花開き、その美意識の高さは現代を凌ぐとはよくいわれますが、陣羽織一枚をみても納得です。徳川家の陣羽織も豪奢。現代の男性があの色彩を着こなさせるかというと否、やはり生死をかけた場面でこそ気合いで纏う、色デザインには圧巻の美学があるようです。
