寅さんのふるさとへ
2012-05-09 22:02:11
カテゴリー kimono
薫風のきょうは知人の尼僧さんが主宰されている写経の会へ出席。
お話も楽しく、いざ写経。
「自我を捨てる」ということも写経修行の一つとうかがいながらも、
「自我」と「邪念」だらけで、なかなか思うような筆運びにならないのがもどかしくも
やはり心が落ち着いていくのがわかり、楽しい一時でした。
その後、少し足を伸ばして柴又帝釈天へ。
きょうはグリーンの単の紬。半襟は淡い卵色。
塩瀬の名古屋帯には淡いブルーのバラが描かれ臙脂の帯締で全体を締めました。
参道入り口からみる様子はきものが溶け込むレトロ感あふれるおもちゃの街の様。
ここはなんといっても、寅さんの聖地。
いたるところに寅さんゆかりの品々があります。
映画で使われていたお団子やさんにて、あたたかい飴茶をいただきました。
江戸時代から夏は冷やしていただいていたという飴茶は、生姜の香りとレモンが
漂い心はすっかりタイムスリップ。
帰路では、あわい色の小紋に、ちりよけもすっきり完璧コーディネイトの美人さんに出会いました。
きものの美しさは佇まいにありですね。
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