暑さ真っ只中の骨董市!
2009-07-19 19:00:28
カテゴリー kimono
東京ビッグサイトでの骨董ジャンボリーに出向く。
ここは日本最大級の和、洋、トイ&コレクタブルディーラー
500店舗の出店がうたい文句。
7/18(金)午後から始まり、きょうは最終。
午後2時ころには、気の早いお店はそわそわともう店じまい。
この骨董市の難点は駅から会場までが遠いこと。
りんかい線国際展示場駅からビッグサイト内の会場までは徒歩20分以上。
陽照りの季節にはビッグサイトにたどり着くまでに駅から
10分以上日陰なし。
この季節、行くのには覚悟と日焼け止めが。
さらに、無料が多い中で入場料1000円(前売り800円3日間通し券もある)。
数年前は、そんな労力をかけても状態もよく割安感のある
掘り出しきもの、帯に出会う機会が多かった。
しかし、最近は全体に価格が上がっている。
ブームなので、リサイクル品自体の需要と供給のバランスに変化があるのだろう。
良いところは、和服姿で市を楽しむ人が男女ともに多いこと。
施設がきれいで、お台場エリアということで、帰路どこかに
よれるからお出かけ気分なのかもしれない。
今回はとくに絽のきもの、しかも大正ロマンをイメージした
コーディネイトの若い女性が多かった。
男性も渋めの絽のきものに、男結びをすっきりと腰できつけている姿は
思わず前にまわって顔をみたくなる。
そんな男性は多くの人が、パナマ帽や、煙草入れ、かばんなど小物にも
こっている。
そして、男性に限ってはきこなしは年配の方が胴に入っている。
そんな通りすがりの男性の一人に「それいい色だねぇ、柄も」と手にとっていた
淡い黄色の絽帯地をほめられ、思わず買ってしまった。
そして、すぐにKazumi流クリーニングをし、三部式帯に仕立て上げる。
余った帯地で、ティッシュケースと懐紙入れをつくりあげ、全部で1時間。
【写真1】帯地から仕立てた夏帯のすすき模様が控えめ。淡いクリーム色
【写真2】余り地から作ったティッシュケースと懐紙入れ、帯とお揃いが楽しい
【写真3】紺白のコーディネイトが一際目を引いた3人組。
ゆかたをきりりと着こなす姿にきなれた日常風景が浮かぶ。