前世は素浪人?蘇える和のDNA②
2009-12-21 17:30:41
カテゴリー kimono
ロンドンから来日した方がきものを着てみたいとKazumi流入門。
インド系イギリス人のオーウェンとフィリピン&タイ系イギリス人のサラ。
初対面にもかかわらず、どことなく懐かしい風情の二人はアジア系だからだろうか。
苦いお抹茶も半分飲み、練り切りの美しい形を楽しみ写真撮影にも余念がない。
着付けの前に、Kazumi流恒例のbefore写真
【写真1】この日のために、朝から美容院でアップにして気合充分のサラ
【写真2】控えめでひょうひょうとした青年、オーウェン
【写真3】「襦袢はこうやって、腰紐をしっかりね」
【写真4】おはしょりを整えて「帯の締め具合はいかが?」「きもち良いです」
【写真5】「さぁ、お太鼓を整えれば出来上がり」「わぁ、早くみたいな」
【写真6】「おまたせ、次はあなたの番!着物を纏った感じはどう?」「落ち着く」
【写真7】「男結びにしましょうね」
【写真8】「僕、SAMURAIの刀が大好きなんだ」「では、私の居合刀を貸してあげる」
【写真9】テンションの上がった二人は、リクエストに答えて”剣法白刃は取り”
【写真10】Kazumi流after 撮影、なりきり姿も様になっています。
サラの着物姿はアップも美しい日本女性のそれ。
オーウェンは浅黒い風貌がどことなく、素浪人の風情。
じゅばんの背中の模様が「cool!」であり、帯を締めていると腰が楽だということで
結局帰り間際まで、kimono姿のまま刀はかたときも離さない。
その後、秋葉原と「MUJI」のお店が気に入ったらしい。
帰国の折には、前世の記憶?!小さなおもちゃの刀を買って行きました。
先入観がなく、ただ楽しみたいという二人にとって、きものは敷居が高いものでもなく
窮屈でもなかった。
Kimonoについての話を誠実に耳を傾け、素直に所作の勉強をしてくれた二人に感謝。