14歳!ゆかたの着付レッスン始まる〜和を知る特別授業〜
2010-06-15 20:56:57
カテゴリー kimono
いよいよきょうから、浴衣のきつけ授業が始まった
中学二年生6クラス 、総勢208名+留学生(高校一年)。
講演会の感想文を読む限りでは興味は大いに上がっているよう。
特別授業のたった三回で凛とした浴衣なでしこが誕生
一回目は浴衣を着る
二回目では浴衣を着て、半幅帯を一文字結び
そして三回目は、所作や美写真の撮られ方などのTIPSも伝える。
内容はおとなに教えるものと全く変わらない。
1コマ50分を3クラス連続。
一期一会の真剣勝負いや、授業。
よってこの日に備え、一ヶ月前より体調管理および体作りはアスリートさながら?!
【写真1】中学1年で習ったという、小笠原礼法によりご挨拶から授業開始。
ゆっくりとしたおじぎをすることにより、それまでのざわついた空気感が一気にかわる。
【写真2】一文字結びを見せ「ここから文庫結び、そして変わり羽根ができる」と説明
【写真3】日傘をひらくと「わぁ!」とどよめきが。蛇の目傘との大きさの違いや持ち方を見せる
【写真4】「まずは、こうやって体をつつんで。凛とした姿はVラインをイメージしてね」
【写真5】「さぁ、一緒にやってみましょう」みんな真剣。Kazumi流裏技は腰紐を二つに切り、背中心から50cmのところに安全ピンでつけること。これで驚くほど着崩れない。
【写真6】一人ひとりに「腰紐の強さは”うっ!”というほどにね」と、体で和装独特の感覚を覚えてもらう。
そして40分後「さぁ、脱いで!」というと、口をそろえて「脱ぎたくなーい!」と。
和のDNAが起動した手応えを感じて、汗だくの体にすっと風が通る。
この素直な反応が私へのご褒美なのだ。