きもので女磨き〜Kazumi流イベントのご案内〜
2010-09-05 20:53:26
カテゴリー kimono
9月5(日)は渋谷東急本店にてトークショーが開催されました。
まだまだ猛暑の日曜日の午後にかかわらず、参加の中には絽の美しいきもの姿の方も。
(限定の会のため、写真がNGなので公開できずに残念です)
かつて9月になれば、絽ではなく単のきものというように、季節の理(ことわり)がありました。ところが温暖化の現代においては夏のきものは9月の第2週の頃まではまったく違和感ないという状態です。
私自身も例年、その頃までは絽のきもので過ごしていました。
しかし、今回は百貨店がお招きした目の肥えたお客様ということですので、旧来の決まり事で装うことにしました。
襦袢は麻、半襟は単用の薄いしぼのある品。足袋は麻足袋、帯は夏のかがりを二重太鼓に。
プラチナサロンでの一時間程の中、黒系の小紋をきせたきもの用ボディに各種の帯を合わせて色合わせをご覧いただきました。また、半襟の色の変遷、きものを纏うことによる心に生まれる余白の意味など、盛りだくさんにお話をさせていただきました。
特にKazumi流三分式帯のメリット、腰紐を二つに切って使うことによる便利で着崩れない方法は「コロンブスの卵、言われれば当然のことなのに、どうして気づかなかったのかしら」という参加者のコメントもありました。
また「箪笥にたくさん眠る代々受け継がれたきものを見て欲しい」というご要望もいただきました。
日常にきものを纏う感動と余白を取り入れることの意味を少しは共有させていただけたのかなとうれしくおもった午後でした。
そして09月29(水)14:00〜は「Kazumi流和しゃべりの会」が開催されます。
やっと秋らしい風を感じる頃。
箪笥に眠っているきものの活用法、ご自身をもっとも輝かせるコーディネイトを
個人的にアドバイスさせていただきます。
もちろん、「今さら、聞くのも…」とうご質問も少人数の集まりならでは
ためらわずに聞けるのでは?
すぐに使える風呂敷ラッピングは女磨きの必須アイテム。
楽しい一時をご一緒したいと願っていす。
参加のご希望はメールにてお問い合わせください。