きものは男性こそ纏ってほしい!
2009-06-02 21:16:05
カテゴリー kimono
365日のきもの生活での喜びの一つに「話題を提供」するということがある。
初対面であればなおさら、きもの姿でお目にかかるとそこから話の糸が解れてくる。
すると一気に肩書、年齢、立場などを超えて「和DNA」の会話が弾む。
面白いことに、きものを着てみたいという願望は
男性の方が素直にもっている様である。
中には「僕は、絶対似合うと思うんですよ」と高らかに宣言する方も。
たしかに、きものをまとった男性は、どんな高級スーツ姿よりも
座布団5枚分?!ほど素敵度が一気に上がる。
彼らが纏うのは、”落ち着き、余裕、品格、鷹揚さ”など
人として何十年もかけて培う佇まいである。
きものをきて背筋をのばすと、それらがすっーと体に流れていくのかもしれない。
Kazumi流では、男性の半えり、帯などの色あわせに気を配る。
よって、多くの角帯は一点もののKazumi流オリジナル作品である。
女性帯の中から、その男性の隠された魅力をひきだすようなものを
掘り出し、仕立て直す。
それを締めた時の彼らのよろこぶ顔を見た時の感動は何ものにもかえがたい。
今年、まずは浴衣から始めてみませんか?
写真:伊豆長岡の高級旅館「三養荘」
『Quality life』2月号で着つけを担当した一葉
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