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Kazumi流 Blog::『天国の犬からの宿題』連載第三話

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Kazumi流 津田 恵子 オフィシャルブログです。
Solitude(ソリテュード)、きもの、コンパニオン・アニマルについての話題をお届け。

『天国の犬からの宿題』連載第三話

2009-06-03 18:04:15

日経ビジネス・オンラインにて5月20日から開始された連載も第三話となる。

サブ・タイトルは毎回、編集者が知恵をだして決めてくれる。
今回は「この犬、返品したら?」というもの。

前回は体の弱いコンパニオン・ドッグ、ピピを獣医に連れていった折の
衝撃的な発言とは?で、次号へ続くとなっていた。

よって、それを受けてのサブ・タイトルである。

たしかに12年前のその発言は、私を発奮させた。
ただその時の獣医師は、犬を飼ったことのない人間への思いやりの
をこめての助言でもあったのだろうとも思う。

たしかに、ペットショップに「具合が悪そう」と翌日電話をしたところ
「交換いたします」とあっさりと言われた。
その言葉に驚き、獣医に連れていったところ、やはり同様の言葉なのであった。

あの時のクリニックでの情景は記憶に焼き付いている。
「小さな命が失われるかもしれない」という恐怖に心が震えると同時に、
私の中にふつふつと母性とも責任感ともいえるものが漲った感覚も覚えている。

そんな状態からのスタートは「運命の出会い」を実感するには十分であった。

連載を続けながら、ピピとの日々を思い起こすのは、
五か月が過ぎた今だからこそ、また新しい悲しみを呼び覚ます。

しかし、コラムから何かが誰かの心に伝わることが「宿題」と
改めて自分を叱咤激励する日々。

今回は、出会いの楽しい話なのでご笑覧頂ければ幸いである。


写真:記事にある「モーゼのごとく水上を歩く」忍者犬ならぬ、池ポチャシーンの場所にて。



御殿山のピピ.JPG

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