和DNAは14歳とママが同じ?!
2009-10-03 19:39:38
カテゴリー kimono
10月3日(土)13時より品川女子学院 中学2年PTA会の依頼により
「浴衣のきつけ」ワークショップを開催しました。
この学校ではも6年以上にわたり、中学二年生全員に浴衣のきつけを
ご指導する機会を得ています。
たった3回の授業で、ゆかたに触れたこともない生徒たちが
楽しげに自分で着ることができるようになるプロセスは、何度みても感動です。
そんな様子は、家庭に帰ってご両親へも伝わっている様子。
このたび、そんな娘たちに負けじ?!とのお母様方からのご依頼でした。
30名近くの参加者のうち、ゆかたが着られると挙手なさったのはほんの2,3名。
(謙虚な方が多くて…)
当初は「浴衣を娘に着つけてあげる」というご依頼でしたが、まずは自分で
着方を覚えなければ…という状況が発覚(笑)。
それにしても、その熱意!はあっぱれ。
みなさま真剣に、そして笑いが絶えず「ひさびさに楽しかった」と
あっという間の3時間でした。
とても興味深かったの
は間違えるポイント、一度纏ったら嬉しくて脱ぎたがらないところ、
たたみ方で難儀をする箇所、写真の撮られ方で盛り上がるところが
全く14歳と同じという点。
恐るべしDNA? 頼もしき和心?
それにしても素晴らしい企画でした。
このように娘の授業内容を親が追体験できるのは意味深いこと。
世代を超えて繋がっていく「和のスイッチ」が一層強く押されるので
来年もぜひ、そんな機会をもちたいと願った半日でした。
詳細は10月7日の品川女子学院校長日記の写真と合わせてご覧ください。