きもの写真の撮り方・撮られ方
2009-06-23 22:12:39
カテゴリー kimono
朝から蒸し暑い一日。
そんな中、中学二年生への授業もいよいよ佳境に。
三回の授業で「品よく素敵にゆかたを着る」が最終ゴール。
三回目のきょうは写真の撮り方・撮られ方を伝授。
プロのカメラマンでもついつい洋服と同じ感覚で
撮影してしまい、どことなく「間のぬけた」風情に
なってしまうことがある。
それだけ和服を撮影する機会が現代では失われているのでしょう。
洋服と和服では違いがあるので、以下のTipsを参考にして
撮影してみてはいかがでしょうか。
Tips①:カメラの持ち方!
カメラマンが腰を低くし、下からあおるようにして撮影すると
被写体のおはしょりから下が妙に長くなり(=洋服の姿では足を長く見せ、
小顔になるのだが)凛とした姿にならない。
カメラはしっかりと、被写体と同じだ高さにもって撮影。
Tips②:所作。手首から上はみせない=だすのは手首から爪の先まで。
袖を有効活用して、全体にひろがりと動きをみせる。
【写真1】そんな指南をしっかり守り「なでしこピース・サイン」の生徒たち
【写真2】立ち姿ではそでの広がりを活用して佇まいにニュアンスを
(Ritz Carlton Hotel)。