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Kazumi流 Blog

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Kazumi流 津田 恵子 オフィシャルブログです。
Solitude(ソリテュード)、きもの、コンパニオン・アニマルについての話題をお届け。

きょうは衣(ころも)がえの日

2011-06-01 12:14:31

きょうの東京は肌寒く、空もどんよりと曇っています。

温暖化現象もあり、季節の境目がはっきりしなくなりましたが
きょうは6月1日は衣替えの日。
かつて一斉に夏の制服となったこの日、肌をすりぬける風に
涼やかさと軽さを感じたことを鮮明に思い出します。
成就院.JPG
【photo1】鎌倉成就院の紫陽花 単衣のきものに絽の朱帯

きものは5月から単衣(ひとえ)の出番ですが、6月になると
いっそう夏の装いらしさを加味します。
帯、帯揚、帯締、半衿は夏のもの。
半衿はもしみつけることができれば、単衣用の薄手のものを
つけると季節と遊ぶ心が満たされます。

単衣のきものは意外と出番が多く、暑がりやさんは通年単衣ですごし袷の季節には
八掛け(裾まわしと袖口の裏布)だけつけて胴ぬきの方もいらっしゃいます。
「着るもの」ですから、その人が心地よく、そして相手にやさしさを伝えることさえ
忘れなければ、きまりごとに余りとらわれず、どんどん工夫をしていきたいですね。
報国寺3.JPG
【photo2】鎌倉報国寺の竹やぶの肌はひんやりと冷たく、心が整う空間

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きょうは品川女子学院で講演です

2011-05-30 20:00:00

毎年恒例のようになった品川女子学院での講演。

中学二年生213名に、6月からの浴衣の授業に先立ち和心のスイッチを
いれようと企画されたものです。
14歳の聴衆への講演は、何にもましてわくわくすると同時に最も手ごわい
相手を前に準備には余念なく、その緊張感は新鮮です。
2011MAY30f.JPG

今年の内容の詳細は品川女子学院の5月30日の校長日記と6月3(金)更新のきものコラム
をご覧くださいね。

花束をいただき、みなさんの暖かい拍手に送られて退場。
手元のコメント用紙にはどんなことを書いてくれるのかな。
2011MAY30b.JPG

きものを日常にとりいれたいと活動する私にとって、最高の舞台を用意してくださった
品川女子学院に感謝♪♪

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英国雑記1

2011-05-06 15:47:47

20110329084900.jpg

今月のトップページは英国コッツウォルズ地方にある古く美しいバイブリー(Bibury)村の春。
ここにかかるコルン川(Coln River)に、かかる橋と周辺の草花が私たちの期待を裏切らない
「英国の村」を醸し出している。
2011APR08n.JPG
30分も歩くと、慣れ親しめる広さやかわいいお店や愛層の良い笑顔には心がほっくりとなる。
もちろん観光客も多くいるが、ゆったりと流れる川、石造りのの家並みをおって
足並みは自然にゆっくりと進む。
2011APR08l.JPG
スワンホテルに一泊して、今度はゆっくりとめぐってみたい。
2011APR08p.JPG

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2011-04-01 08:49:50

20110401.jpg

桜の花はそれを見る者の心のたけを反映しているように思います。
それは、こんな心象風景からです。

中学三年の新学期を迎えた春、通学路に咲く桜をみて同級生が
「桜が好きな人はおとななんですって」と、そっと私に言いました。
それは、まるでおとなになりきれていない私たちが通るべき
秘密の入り口がそこにあることを示すようなささやきでした。

以来何十年たっても、さくらの花はどことなくまぶしく、そして
成熟した印象をわたし与えづづけています。

そして、今、さくらの花のもつ悠久の神秘性と強さに魅力を覚えます。

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春は一歩、一歩

2011-03-23 17:49:13

お元気ですか?
今朝も7時半過ぎに宮城県沖を震源として大きな余震がありました。
震度5は3月19日以来といいます。
避難所などに身を寄せている方にとり、再び心は恐怖に縮んだのではないかと
東京での揺れの中で心が痛くなります。

そのような中、縮んだ心を伸ばそうと、凜と公園にいってきました。
3月14(月)のブログでご紹介した「今に咲こうと準備中」のはくもくれんを
10日ぶりに見にいくと、木々は満開に咲き誇り、その花弁を風に散らしていました。

20110323174759.jpg

傷づき、縮みがちな心と経済を少しでもひろげようと朝日新聞「天声人語」にはこんな
一文がありました。
「…だが、皆が沈みこんではお金が回らず、再生はおぼつかない。国費を被災地に集め、
 懐に余裕のある向きは‘救国の散財”をしてほしい。義援金、外食、買いだめ以外の
 衝動買い、何でもいい…」
アメリカの防寒・登山用品メーカーのPATAGONIAは、ダウンジャケットなどに明るい色を
使うといいます。
「遭難して、閉じ込められた時周りを見回して黒っぽい色ばかりだと気持が沈むから」と。

被災地に心を添わせ続けながら、美しいものに目を向ける心の強さは保っていきたいと
思います。

ボランティア情報はツイッターkazumiryuにも書き込んでいます。


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