寒さを日々感じる年末年始は、誰しもが人恋しくなるようです。
そして、その想いは「なぜ、わたしだけひとりぼっち」というロンリネス(孤独感)に絡めとられていくこともあります。
「自分の足で、力で立っている」「これまで多くの人と接してきたので、自分自身をとりもどす絶好のチャンス」などと捉える人は少ないようであり、「そのように考えられるのは強い人だけ」と他者の目に映ってしまうこともあるようです。
でも、ほんとうは「ひとりで居られる能力」は誰にでも備わっているギフトであると、ウィニコット博士も論文で発表しています(1958年)
つまり「ひとりで居る」状態は、人を成熟させていくためには必須の時空間であり、そこに孤独感をもてば消極的孤独、そこから成熟する効用をみいだせば積極的孤独のスイッチがはいっているのです。さらに、意識するにせよしないにせよ、その体験は誰しもがもっているものなのです。
というわけで、昨年のラジオにつづき今年も孤独感を持つ人が増えるこの季節、ソリテュード/積極的孤独について取材をおうけしました。
詳細は下記のJ-Wave録音の「再生」をクリックしてお聴きください。
ソリテュード・トランプをクリックすれば今のあなたに必要なメッセージを受け取ることができるかもしれません。