2011年4月1日掲載
東北関東大震災で犠牲となられた方々には衷心よりお悔やみを申し上げます。
ご自宅および各地の避難所で物心ともに不自由な生活を送られている方々に心を添わすとき、言葉は力を失う、と同時に力を与えることができるのも言葉ではないかと信じています。
犬、猫、うさぎ、フェレットをはじめ、生活を共にしていた小さな相棒たちのこと考え、3月18日のブログでは緊急災害時動物救援本部(阪神大震災を契機に政府の仲介で成立)をご紹介しています。
義援金、物資(リード、カラー、キャリーバッグ、ペットシーツ、タオル他)も4月中旬までは受け付けていますので、「うちの子」にしてきた事をお裾分けしませんか。
そして、余震が続く日々の中、震えたり、食欲をおとしているコンパニオン・アニマルたちにはいつも以上に抱きしめ、話しかけることが大切ですね。
この未曾有の大震災を発端とした災害はコンパニオン・アニマルと家族との暮らしを引き裂きました。避難所では動物が苦手な方との同居をどうするか、食べ物もないので、自分のものを分け与えるなどペットへの思いが強いほど、周囲への遠慮とともに心は痛むばかりだと思います。
「2004年の新潟県中越地震では、愛犬を避難所に連れて行けずに車の中で生活していた女性がエコノミークラス症候群で死亡した。16年前の阪神大震災では、多くのぺットが飼い主とはぐれ、町をさまよった」(2011/03/25朝日新聞夕刊)
東京調布市の味の素スタジアムではペット用に会議室を開放しているがすでに犬8頭がはいり満杯状態だといいます(2011/03/25東京新聞夕刊)
三週間を経た今、これまで無償のぬくもりを与えてくれた小さな相棒たちへできることを行動にうつし、持続させたいとの思いを深めています。