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2013年8月23日掲載

動物医療におけるコミュニケーションを考える

眠る犬

無意識にするあくび。そんな人をみていると、つい自分も…
そのような経験は一度はありますね。

東京大学などのグループの研究によると
犬と人の絆が強いほどあくびの伝染が起きやすいそうです。
その率は見知らぬ人のあくびをみた時に比して、
3.5倍の頻度と論文発表がされました。
コンパニオン・アニマルを家族の一員と考える方には、
そんな様子を微笑ましく思った経験があるのではないでしょうか?

ここ数年、日本獣医生命科学大学にてコンパニオン・アニマルの模擬クライアントのボランティアを行なっています。
目的は未来の獣医師である獣医学生さんが患者(犬、猫他)やその家族と適切なコミュニケーションがとれるようにお手伝いをするというもの。
この活動もヨークシャーテリアのピピを自宅で見送って以来、彼女の采配により出会った“宿題”の一つでした。
その取り組みは関係者の方々の努力により、授業の重要な科目の一つとして次第に多くの大学にひろがってきています。

以下には、そこでの取り組みのご報告(私も登壇いたします)や米国でのコミュニケーション教育の第一人者、コロラド大学のショウ博士による基調講演のご案内です。

動物医療におけるコミュニケーションを考える会
第2回 カンファレンス

日時 平成23年8月31日(土)9:00 〜 17:00
場所 日本獣医生命科学大学第一校舎 C棟501教室[地図
テーマ 動物医療におけるコミュニケーション教育の現状と課題
内容 9:00 受付開始
9:30

11:30
Dr. Jane Shaw <基調講演>
「アメリカ獣医科大学における
 コミュニケーション教育の現状」
 Dr. Jane Shaw (コロラド州立大学)
13:00

14:50
<教育講演>
「コミュニケーション教育を考える前に知っておきたいこと
 コミュニケーションの基礎知識」
 杉田 陽出(大阪商業大・人と動物の関係研究プロジェクト(HARRP) 代表)

「日本獣医生命科学大学における獣医療コミュニケーション教育の現状」  鷲巣 月美(日本獣医生命科学大)

 梶原 葉月(Pet Lovers Meeting代表/日本獣医生命科学大模擬クライアント・コーディネーター)

 模擬クライアント代表 4名
15:00

16:10
<一般講演>
「獣医学共用試験におけるvetOSCE(客観的臨床能力試験)」  北川 均(岐阜大)

「獣医科学生の産業動物臨床実習における生産者との
 コミュニケーション(世間話)に関する分析」
 堀北 哲也(ちばNOSAI)

「動物医療従事者と飼い主とのコミュニケーションに介入した事例報告」  宮下 ひろこ(ハーク・エデュケーション)
16-10

17:00
<総合ディスカッション>
 参加費:無料

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