2012年6月1日掲載
凜もお陰さまで2歳と11ヶ月、2400gの体からはネルギーが満ちあふれています。普段他の犬や人と接する機会が少ないので、新緑の軽井沢へ新幹線旅行をすることにしました。
到着した軽井沢は木々が一斉におしゃべりをしているよう。その静かな語らいは雨上がりの光に照らされ、「そこに在る」ことの幸せを実感。
今回もチワワの仲良し天ちゃんと福ちゃん、そして以前もご一緒だったミニチュアダックスのこももちゃんとの旅。
凜はCD1のテストを控え、この場所で天ちゃん、福ちゃんとトレーニングを受けたことを思い出しているのか?本当に良い子。 排泄もペットシーツをもって人のトイレに移動し「ちっち」のコマンドでできました。2歳を過ぎて少しおとなになったのか、他の仲間達へ「遊んで!遊んで!」としつこくおねだりすることもなく、ノーリードでも4者4様のマイペースを楽しんでいます。
翌日は碓氷峠の見晴台やパワー・スポットといわれている大和武尊(やまとたけるのみこと)ゆかりの熊野皇大神社へ。凜は坂道をものともせず、普段歩かない土や草をくんくんとうれしそうに歩きます。
そして恒例のサイクリング。今回借りた自転車の前かごはスチール製でかなり深さがあり凜は怖いようでしたので、カンガルーバッグ(赤ちゃんの抱っこバックの様なもの)にて私のお腹から風景堪能。馴染みの雲場池はこれまで見た中で一番の清浄さを感じほっとしました。
ふと、目をやると池にアオサギの繊細で優美な佇まい。
高みを目指し一直線に進む力強さは見とれてしまいました。
そして、今回おもしろい体験をしました。
なんとわんこ占い。散歩をしながらぶらぶらと通り過ぎたものの、何かが心にひっかかり戻ってみると犬の占いの案内が。そこは軽井沢駅北口から数分のところにある古林リョウさんのお店。犬のオーラを診た後、犬と飼い主の生年月日から犬の性格や本音を教えてくれます。
凜は「かわいい」と「ありがとう」という言葉が大好きだそうです。実際「かわいい」という言葉を耳にするとこれまでもすべて自分のことを言われているとおもって反応します。
暖かい雰囲気のリョウさんはTenちゃんを目の中にいれても痛くない様子、占いもさることながら犬談義も楽しい一時でした。その様子を伝えると、天ちゃん、福ちゃん、こももちゃんもさっそく体験。どんなにしつけをしっかり入れ、深い絆ができていると思っていても誰しも「うちの子は本当はどう思っているのかしら?」と知りたいと思っているのですね。
それぞれに性格は「そうそう!」という言う部分と、「そんなに空気を読んで、周りに気を使っているのね」と微笑ましくおもったりと色々。後日ドッグ・トレーナーにその内容を見せると「わたしのカウンセリングと同じところもありますね」とのコメント。
内容が当たった、当たらないということもさることながら、こういった「うちの子」のことに想いを向けて一緒の時空間を過ごすという事に意味があるのでしょう。
凜、また一緒に行こうね。