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Kazumi流骨董市制覇術

場数を踏んで、骨董市特有の目玉商品を知る

Kazumiryu (Kazumi style) Items Needed to Enjoy Antique Fair
~ gain experience and find unique antique fair eye-catcher ~

『「着たい!」私のふだんきもの』祥伝社 掲載

【執筆こぼれ話】

『「着たい!」私のふだんきもの』祥伝社 表紙

Kazumi流骨董市制覇の4アイテムは今も健在。いつも活躍しています。骨董市会場に鏡は本当に少なくて、もはやKimono探しの人たち必携アイテムとなっています。

最近の骨董市には、きもの姿の男女もぐっと増えてうれしい限り。また有名デパートでも「リサイクル市」、「昔きもの市」と銘打ち古着を売っています。

多くの場合、きれいに手入れされており、汚れ・キズ・シミなどの部位の指摘があるので骨董市よりも高いものの、そういう場所に行ってみるのも初心者には安心かもしれません。

さて、今月のおすすめ骨董市は12月18日(金曜日),19日(土曜日),20日(日曜日)の東京流通センター(平和島)で開催される「全国古民具骨董まつり」。30年以上の歴史をもつ日本最古の室内骨董市です。きものに限らず和洋の食器やアクセサリーなど数々の骨董を楽しむことができます。一度遊びにいってみませんか?

自分がいったいどの時代のどんな骨董に惹かれるのか?時空を超えたわくわくが見つかるかもしれません。

イメージメジャーとサイズ表は、MUSTアイテム。

最近の骨董市はとても盛況。ふだんきもの目当ての人もいれば、外国人の「MEISEN(メイセン 銘仙) PLEASE」という声も聞こえてきます。

骨董市デビューのときは、その品数の多さに圧倒されるばかり。安物買いの銭失いをしないためには、きょうの予算と目当ての品を決めておきましょう。そして、次の1〜4の骨董市制覇アイテムを必携し、場数を踏むこと。


イメージ顔映りを判断するために、Vネックを着て行く、もしくは半えりを持参する、がツウ。

1 メジャー

きものやじゅばんの袖丈(そでたけ)や
裄(ゆき)などをはかるため。

2 ミラー

コンパクトより大きめのもの。
骨董市会場には意外と鏡がない。

4 写真

手持ちのきもの、帯、こものの写真。
何が必要かをつねに確認するため。


イメージ骨董市は、初日の朝一番と最終日の午後が狙い目。
掘り出しものの出る確立が高いのです。

それから、買うときのポイントは、汚れをチェックすること。まず、きもののえり、上前(うわまえ)。帯ならタレ先やお太鼓部分を。あとは汚れていても着てしまえば、まったくといっていいほどわかりません。

昔きものの丈は、身長150cm程度のものが大半。多少小さくても、気に入ればつい丈で着れば大丈夫です。

最後に、迷っている間に、ほかの人に買われることのないように、意思決定は早く!

by @kazumiryu

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