きものの後ろ姿、特にお太鼓の柄は人目をひくポイントです。
自分では見られない部分に凝ることは相手への敬意と思いやりを示します。
それは日本人本来がもつ謙虚な美意識を表現することでもありますね。私の師匠は、素晴らしくセンスのよい色柄の帯を季節に合わせてさらりと締めていました。
見た事もないようなその柄をほめると「これはかわいい風呂敷でつくったのよ」と。
以後、私も素敵な柄があると集めて作ることにしています。
お太鼓と正面の胴部分の柄には風呂敷2枚でOK!
個性的かつ経済的なKazumi流帯作りの基本はやはり3部式がおすすめです。
柄の出方をきめれば、他は隠れるのですから綿でも絹でもお好きな布を足して行きます。
絹のちりめん風呂敷を使うなら帯芯をいれましょう(帯芯はKazumi流で販売しています)
半幅帯ならば、お太鼓部分を意識せずともよいので、色々な布を足してさらに楽しいものが仕立てられます。
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