シーズン最後の桜に触れたく留学中の友人にきものを着付け、連れだって鎌倉へ。水面に流れる花びらの絨毯にも風情があります。
準備した和服は花柄の袷に黒の半幅帯。半襟に魔除けの赤が使えるのも16歳の今年で最後かな。
きもののみならず、和心のスイッチをいれるお手伝いをする事がきものライフスタイル・コンサルタントの仕事であり醍醐味。
「纏うのはワクワク感!」と願っていると偶然、人力車に遭遇。
かつて22万台も日常にあった人力車も現代では各地にある観光人力のみ。有風亭の青木登さんはこの道30年近い観光人力車夫として実力#1の方だと知り、その心配りにも納得。
他の人力車が幌をかぶせ走る中、青木さんは顧客に朱の和傘をもたせ、赤い膝掛けも目をひき周囲から見られた時の美しさまでも計算済み。心地よい揺れと舞い散る桜吹雪をきものに浴びながら揺られていると、心は一気に江戸時代にタイムスリップ。
鎌倉祭り期間中には境内で野点体験もあります。
こんな場合でもきものを纏っていると洋服での参加とは異なり体験感覚がぐっと深まります。
Kazumi流では和を日常にとりいれることによって、わくわくが増し、小さなストレス状態を俯瞰してみることができるようになることを体験していただくお手伝いをしています。
色々な和心の基本となる「着るもの」それが「きもの」でありたいと願っています。
2012年6月9日(土)10:30から国際文会館にてKazumi流聞香(もんこう)体験講座も開催します。香道は初めての方も上級者もKazumi流の和しゃべりで楽しい時間をご一緒いたしましょう。詳細はご遠慮なくお尋ねください。