品川女子学院での中学2年生へのゆかたの特別授業から感想文をいただきました。「楽しかった」、「興味がなかったけれど好きになった」、「ホームステイ先で着せたい」、「奥が深かった」、「和装独特のポージングの違いが分かった」、「先生気取りで母に着せてあげた」、「意外と涼しかった」、「制服をゆかたにすればよいのに」、「コミュニケーション・ツールになるのがわかった」等ポジティブな内容を読み、想いが繋がった気がいたしました。次は保護者の方と生徒さんの希望者への「特別講座」が待っています。
そんなある日「日本によく出張で来日する米国人がパーティでゆかたを着たいというのでコーディネイトをしてもらえないか」という依頼を頂きました。このような場合、Kazumi流ではまずその方の写真を送っていただき、その内面に想いを馳せます。「どうしたら未だ本人も気づかない魅力」を表現できるかと想像します。
身長は190cm以上で恰幅もよい男性なのでサイズは4L、雪駄は30cmを準備。
綿と麻混の白地に絣柄の伝統的な色はグレイヘアの写真をみて、イメージしたもの。
雪駄は黒鼻緒。合財袋は下半分が竹籠で上は藍染めで鳥獣戯画が描かれたもの。
G氏はV首のTシャツを指示通り持参。友人からプレゼントされたステテコを身につけ準備万端。第一腰紐と角帯を締めた時には「うっ!」と驚きの声があがりました。プレゼントした手ぬぐいにかかれた漢字も「まつり」と読めるとはさすが成功するビジネスマンは異文化への造詣が深いと再認識しました。その後、大手企業とのミーティングと大使館でのパーティにゆかたでGO! 後日、パーティでは30名以上からおほめの声をかけられてうれしかったとメールをいただき、プライスレスの喜びをいただきました。
暑い時期は何を着ても暑いもの。見た目の涼しさも相手へのやさしさという考えは日本の美徳。さあ、ゆかたや夏きものを纏ってみませんか。
Kazumi流YouTubeがこの時期、参考になれば幸いです。また各種ゆかたについてはセレクトショップをご覧ください。その他の商品のお問い合わせもご遠慮なくどうぞ。