きもの初心者に限らず、呉服店に足を踏み入れること以上に
どきどきしてしまうのが展示会。
しかし、和のDNAが起動した者にとって
これほど楽しいワンダーランドもまたありません。
多くの場合「名人」といわれる方の品は入り口近くに展示され、
その価格をみるとますます二の足をふんでしまいそう。
靴をぬいで会場にはいるとなると決意も一入かもしれません。
でもそんな心配は少し脇におき「和服が好き!
勉強させてくださいね」という思い一杯で行ってみましょう。
その気持ちは主催者側にもきっと伝わります。
ちょっと憧れ、そしてドキドキするのが呉服展示会。会場では年配担当者がいろいろとすすめてくれます。反物勉強に最適の場ですが、気がついたら呪文にかかったように予定外の反物を体に巻き付けられ、ほめちぎられていることもあるので、注意しましょう。
気に入った品は「これ、私に似合いますか」と訪ねてはダメ。応えは当然「イエス」なのですから。そんなときは「何歳くらいの人向きですか」とイエスかノーで応えられない質問の仕方を。そうすれば、「お似合いです」とのせられ、買わされる心配はありません。
by @kazumiryu