夏は和装に近づける格好の季節。それは誰しも一度は花火大会や祭りにゆかたを着た思い出があるからです。夏のゆかたデートも定番になる一方、染め職人さんが悲しげにこう語るのを聞きました「帰路、纏っていたゆかたを洋服に着替えゴミ箱に捨てる人もいる」。汗でべたつき、動きづらかったり帯がきつかったのかもしれませんが、ちょっとしたコツやゆかたの歴史をしっていればもっと楽しくなるはずです。
Kazumi流では、凜と品よく纏うためのワークショップを開催。20〜40代の男性経営者の方々は初心者ばかり。まずは「粋男子の三か条」
1時間の練習後、まとった姿は、凛々しく「脱ぎたくなーい!」というDNA起動状態は6月にご指導した中学2年生女子と同じ。笑顔溢れる一時でした。
まずはDVDにて、Kazumi流の「きものはコミュニケーションツールである」「心の余白を広げる」という理念をシェアします
肌着、ステテコ、雪駄、合財袋(がっさいぶくろ)などゆかたに必要な品々を紹介
腰ひもは腰骨の少し上にあて、後ろでクロスさせた時に「うっ!」と声がでるほどにね
角帯での貝の口/男結びをやってみましょう
「えっと、腰骨ってここ?」
「あれ?どちらが上からでるのか」
「これからどうするんだっけ?」
お相撲さんのまわしのように、まずは真下に垂らしてひと呼吸
貝の舌にみたてた部分はこちらからでます。出身の違いも分かります
きれいな男結び/貝の口が完成
男性ならこんなところに、団扇をさしてみてもよいですね
ご指導させていただき、はや数年。
講演、会議、プライベートと和装をワードローブに取り入れてる本荘修二さん。
さすがの手早さとポイントを押さえた美しさです
残暑厳しき中、とても熱心にご参加いただき、ありがとうございました。
これをきっかけに先人の和の知恵をご一緒に学びビジネスシーンをも豊かにできれば幸いです
Kazumi流角帯の結び方は以下のYouTubeからもご覧になれます。