今回はみなさまからよく質問される「帯が崩れてきたら、どうしたらよいの?」を365日の
きもの生活者ならではの体験から、一挙に解決する方法を伝授いたしょう。
お太鼓を結び「なんだかゆるゆる」、「お太鼓がボワンと膨らんで」という事はありませんか?あるいは、人ごみの中でぶつかって、お太鼓の形が乱れたということもありますね。時間がある時には結び直しもできますが、余裕がないときには泣きそう。
そんなときに、あっという間に威力を現すのがかくし紐。
お太鼓の一番下の部分にそわせて(下記イラスト参照)後ろからとおし、その下へ引っ張る様に両端をもって動かします。
紐は前や横など適当な場所で結び、帯の下の部分から上の方へ隠し込むようにいれておきます。
「きょうはきものでよく動く」という場合には、出かける事前に隠し紐を一本とおすだけで着崩れを防止力抜群。
わたしは必ず、かくし紐を一本バッグに忍ばせています。それほど美きもの必須アイテムです。
帯が下がって来て、帯締めが出過ぎたり、胸元がだらしなく見えるのは帯がきちんと巻かれていないから。
そのポイントは一巻き目にあり。
ここで「ぎゅっ!」と締めておけば二巻き目は多少緩くても大丈夫。逆にいくら二巻き目に力をいれても一巻き目がきちんと巻かれていないと体に馴染みません。
そのためにも「Kazumi流三部式帯」は強く美しい着姿の味方です。
立ち上がったときに、お太鼓のタレがまくれ上がっている人をみかけたことはありませんか?
あるいはお太鼓は丸みをおびた形なのに、タレの部分がぺったんこで風情がないと感じませんか?
この2つを一挙に解決し、さらにヒップアップの柳腰にみせるのが「腰当」。
9割以上の方はこれを有効活用していないようで、もったいないと感じています。
つける場所はきものの上。
多くの方はおはしょりを整えた後、胴回りを伊達巻きで押さえるのではないでしょうか?
Kazumi流は伊達巻き不要。
おはしょりを整えたら次に腰当をつけ、前に回した紐でおはしょり部分も整えます。
こうすることにより体にまく紐を減らし、着心地も楽になります。
その後、帯を巻いていくのです(このときに、帯の下から腰当てが1/3程度でていると美しいタレの台となります)
「でも、外から腰当がみえるでは?」と不安がられる方がいますが、正しい位置につければ大丈夫。
中につける方もいらっしゃいますが、これでは帯を締めた後に、本当に必要な正しい場所にずらして整えることができないので効果が無い気がいたします。
一度お試しあれ。
タレもふっくらと、帯も安定し、スタイルよくみせることができます。