寒波到来の1月、2月はしんしんと底冷えのする季節。
そんな時こそ、体に幾重にも巻き付いている
きものの真価が発揮されます。
私の場合はこの季節はこのような姿です。
きもの用のオーバーの種類は、かつてはたくさんあったようです。今ではどこも暖房完備なので、道行も着ないで外出する人がいるほど。でも、雪んこフードや和装コードなどでオリジナルの冬のおしゃれを楽しみたいですね。
まず肌着は汗の吸収のよいもの。
綿よりも、起毛素材の少し厚手のきものスリップを愛用しています。
襦袢は無双の絹。ウール素材の襦袢も試しましたが
すべりが悪く足さばきがもたつくようです。
最近の五本指ソックスの流行で五本指ストッキングがあるので重宝。
もちろん、足袋はネルの裏地がついた冬用を。
袷のきものの色合いも大切。
暖かみのある色に、こっくりと濃いめの帯をしめるとすっきりとします。
そして、コートは裾までの長いもの。
半分の丈の道行きコートの場合にはオーバーの様に厚手のざっくりとしたウール素材。
そして、Kazumi流の裏技は雪ん子フード。
顔まわりと襟元をしっかりと包み、
その保温力はストールを巻き付ける以上の威力。
10分程度でできるので、
ぜひお試しください。